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電気製品の故障解析、修理、原理試作 キューイーエル (キュウノ電気 (Q−電気))
 

故障解析、修理 :電源、オーデイオ機器、無線機器、家電機器、おもちゃ、原理試作品、自作不動品、産業用機器のユニット故障品、治具 などの各種計測修理

電子機器の故障解析 修理 実験や原理試作、計測治具作成サービスは キューイーエル にお任せください。(注:治具作成サービスは短納期のものはお受けできません)
当方は家電機器販売店ではありませんので修理より買い替えをお勧めすることはほとんどありません。 直せるもの直して安全に使えるものは直す努力をして修理サービスを提供します。
買い替えをお勧めするのは メーカー回収品 修理不可能品 または以降の使用で安全に問題がある場合のみです。

当方は 単なる部品交換のみで修理を完了致しません。 プロである以上 材料の損傷についてや汚損についてシビアで 電気で動くものが正常に動くための本質の「電気の理論」には正直に向き合います。
また 作業開始時にはいかなる工程も省くことはありません。
基板清掃 故障解析 故障部品特定 故障原因特定 関連箇所割り出し 部品発注 部品到着後に交換 電圧、信号をかけて計測検証 不安定要素がある場合には経時変化を計測して不安定要素の原因を特定して修理 最終計測 の流れで修理を行います。

資料不足、解析しきれないなどで 情報不足により電圧、信号をかけると破損の可能性がある場合には お客様に 一旦修理品をお渡しして 実機に接続をして試験していただく場合もあります。 
この時点では修理を完成しておりませんので一修理品をお渡しする際にそのむねをお伝えします。 
お手数をおかけ致しますが 資料が無い中でも完全な修理を目指すためのプロセスですので、つけてみての結果の連絡と再修理トライへのご協力をお願い致します。  リトライをして確実な結果を出す修理を完了しなければならない部類の修理です。
機器によっては何度か取り付け確認を繰り替えずこともありますが その状況により治るか治らないかはご提案できますので お手数ですが 取り付け確認の繰り返し 作業をお願いします。  
難易度の高い故障解析、修理でも修理後のCS(顧客満足度)を高く得られるよう努力いたします。 
当方は部品が入手できる限り修理完了の方向で動けますが修理難易度が高いもので期間と予算が合わない場合には中止判断時点で修理中止の連絡をください。要望が合わないものを進めることはしません。 

修理実務経験は1983年(S53年) カラーテレビジョン修理技術者試験合格 から修理のプロとしての実績、経験があります。  
電気製品の修理につきましては資格自体は不要ですが 自己研鑽 自己レベル把握のため あえて定期的に関連の試験を受けております。 
家電の修理技術と 工場内設備の短時間修理 応急修理 を経験しています。産業機器 工場内のFA機器 車載機器の 故障解析の経験を生かし 故障でお困りの方のための社会貢献の意味で修理業務を行っております。

部品交換サービス: 個人の方が自分で修理したいけれど部品交換が難しい部分の代行が可能です。修理目的のみ受付致します。規格の異なる部品の取り付けは出来ません。 
例外として年代により入手不可となる部品もあります。上位は可 下位は不可です。

当方は修理専門店ではありませんので修理を急ぐ方には向きません。  緊急を要する場合は別で対応できる場合もありますのでご相談ください。
修理は 仕上がり品質 (交換だけで治るものだけではないので修理する人の差が出ます。修理後の品質はメーカーの修理部門以外では会社の差ではなく修理する人の考え方で調整値など、どの時点を修理完成とするかが変わる) 価格 納期 どれが重要かはお客様の判断です。
ユニットの交換で治るような簡単なもの 他で治るものは メーカーに依頼いただくか 他の修理屋さんでお直しいただいたほうが早く完成します。 

 「故障解析 」「レポート作成」の受託も致します。  故障ユニットなどについて全体写真をいただき その後 指定部位の写真をメールに添付いただき当方で解析いたします。遠方の機器ユーザーの方、古い機器使用していて、どうしても修理をしたい企業の方はご利用ください。
故障箇所のメールアドバイスにつきましては単純なものは無料 電気を理解されている方からの業務的な質問、技術的なものは有料です。 
メーカーではない業者の方ならの解析のみの依頼(部品交換修理は自分で行うから良いなど) 依頼は受けておりません。 
処理できる量に限界があり、ユーザーが困っているものは 本来の業務の間できちんと(故障解析、原因調査、完全修理、調整、計測で)対応するという受託スタンスのためです。

なお メーカーサポートありの 現行品に関しては メーカー様からの依頼以外はお受けすることはできませんのでご了承ください。 ユーザーの方はメーカーにご依頼ください。

他で治しきれなかったものも、ご相談いただけば 修理の可/不可の判断とお見積を致します。 (ご自分でいじり壊してしまったものも治せる場合はあります)
明らかに使い捨てとしての設計の機種を除き
「困った」のお手伝いと「もったいない」という気持ちをかなえるため修理で応援をいたします。
大事にしてきたものが壊れてしまい、捨てるには忍びないようなものは出来る限り「故障解析」「修理」「調整」「計測」で復旧できるようご協力いたします。

「修理業務」は長年使っていた機器が故障して困っている方への技術サービス提供と 、故障解析ノウハウ、修理ノウハウの研鑽のため実施しております。
修理につきましては 修理依頼時と同故障に関して6ヶ月間の保証期間を設けております。 再故障してしまった場合には壊れたタイミングとともに再修理をお申し付けください。
他の部品の影響なのか 故障しやすい設計なのかを解析して 当方も技術向上の一環と考えて対策を行います。 
なお メーカーサポート切れのものにつきましては 自己責任での使用ということで安全面を考えた適正な修理でご協力はいたしますが あくまでも自己責任での依頼でありご利用によって生じるいかなる損害についても当方では責任を負いません。

インターネット以外の修理の営業はしておりません。 このページの実例や説明を見た方で「ここなら治せるかも知れないな・・」と思われた方はご相談ください。  また 一度ご利用いただき 再度他のものを修理したいと思われた方はご利用いただければ幸いです。


使っている古い機器でメーカー修理できなくて困っている企業様、メーカー様、自社で校正のできる計測器中古販売店様からの修理委託、個人所有のものを個人ユーザー様が修理しておきたい ものの修理をお引き受けいたします。

但し 数をこなすキャパシテイ がありませんし 修理したものは所有者が責任をもって使っていただきたいので、転売目的の個人でオークション転売される方や 自社に計測設備を持たないまたは自社に電気、電子系の技術者が居ない販売業者様からの中古販売目的の修理依頼は一切お受けしておりませんのでご了承ください。

 

修理業務の詳細説明

修理のみ専門ではありませんので、完成までの納期をいただく場合がありますが責任を持って修理を完成させる努力を致します。
基本的に 現品のみで 修理が可能です。(回路図はあれば添付いただき無ければ実機のみで修理致します) 
技術的な面では他で治らないものでも治る可能性は有ります。数多くの家電修理の経験 と 緊急のFA修理経験が有りますので様々な対応が可能です。

修理につきましては 最優先で専任でもありません。緊急の場合はご希望に添えない場合があります。
工場設備などでラインが止るので困るような場合はあらかじめ連絡いただければ最優先で対応できる場合があります。
(現地対応以外にメール対応 SKYPE対応 電話対応も可能です)
ご依頼時に メール、電話等で、お客様の希「望納期」 及び SKYPEのコンタクト依頼をしてください。 

業務の混み具合、及び 個人情報他を除いた実例をホームページ公開していますので発注前に参照していただければ幸いです。
技術系のものは工程を一切省けませんので、複雑なもの、難易度が高いものほど時間がかかることは御了承ください。
部品入手性に問題があるものなどは不可能なものもありますが 実績では修理完了率はほぼ100%です。 古いとかメーカーがすでに無いなどで部品入手性に問題があったりや組込ソフトウェアが関連するもの 全体の摩耗や劣化があり安全装置をもっても安全を保証できないものは修理不可能になる可能性が大きいものです。 
 

簡易計測: 社内データのため 個人の方が機器の状態を把握してベストな状態で使いたいなどの目的で 計測を依頼したい場合 簡易計測サービスとして依頼を受けることができます。ご依頼時に目的をお尋ねします。 
        製品の規格準拠の確認や各種基準の検査計測で指定認証機関での計測が必要なものは指定の計測機関にご依頼ください。 日本国内で使用される機器のみ対応致します。

修理可能か確認したい、簡易計測依頼をしたいなどの ご質問、問い合わせは お気軽にメールでご相談ください。 

電子機器の故障解析、修理、キット品の製作代行依頼など 技術サービスの実例紹介

故障解析、修理技術の目安と実績紹介として 2005年 12月 1日より 機器設置及び修理実績(種別 故障内容)を記載いたします。 
修理をご依頼いただく前に、ここに例がある場合は修理実績がありますので、ご依頼される方は安心かと思います。
修理品は修理後の動作試験時に安定動作、動作温度をチェックしております。 
当方は応急修理ではないため完治の修理を目指します。 
6ヶ月以内の再故障の修理は無料で行います。(修理品 6ヶ月保証: 但し明らかに部品寿命、経年劣化での部品破損による故障を除きます 。回路の状態と計測で判定致します。
) 

 
修理机:小さな修理場で修理、計測を行います。
            この修理机では 故障の解析 部品の計測 取り外し交換 電圧、波形計測を行います。
     半田付け、部品外し、半田関連機器 自動絶縁耐圧試験器 低周波オシロスコープ 電源2種類 DVM2種類 パルスパターン発生器  ファンクションジェネレータ)
     (半田吸収器 簡易電力計 LCRメーター アナログテスター 膜厚計 他工具) 


      修理後の調整、計測は 分野と周波数により各種計測器 負荷装置により行います。

修理納期をいただければ 根幹の故障、部品故障でメーカー純正または互換部品が入手できないもの、ユーザーの予算に合わないものを除き 100%修理を目指しております。

修理をお受けできないもの: 修理の部品、技術料を加算すると 購入価格、現存価格、価値を越えてしまうもの 家電機器 設計時点で使い捨て指向の機種。 
愛着があり どうしても直したい場合には相談に乗ることは可能。 見させていただいて 電気的 機械的に危険と判断した場合には修理断念をしていただくこともあります。

下記に かなり古い機種でも 修理できる例を示しています。 参考にしてください。

40年以上前の機種の修理例 (所有者も修理担当者も生まれる前の機種です)
(一部 自己責任でのカスタマイズ作業代行 故障解析修理を実施 安全規格部分変更なし 絶縁部分や配線などの危険部分 の経年劣化による損傷がある場合には沿面距離 空間距離などのPSE準拠、UL準拠の配線等に交換修理を実施しております)

 ・アメリカ製 オートチェンジャー・プレーヤー  故障解析 清掃 ゴム部品交換修理 調整 

プレーヤー外観  劣化していたゴム部品 交換後 アンプ部

  

 

 ・アメリカ製 真空管式 白黒TV 故障解析、修理  コンデンサー交換 接触不良部分研磨 調整  映像入力回路追加 音声入力回路追加  
 

真空管式 白黒TVの外観  内部基板 清掃、修理前 修理後 ビデオ信号入力の映像


 ・アメリカ製ジュークボックス ノイズ 異音 発生 レストア作業  真空管式 195 5年 劣化部品 交換、清掃、研磨などの O/H 調整 リモコン追加

 焼損してしまっている抵抗交換  定数の経年劣化のある抵抗を交換  容量抜けのコンデンサー交換  リークのあるコンデンサー交換 エミ減の真空管交換 
 コアメモリ接点洗浄研磨 接点荒れのある箇所に スパークキラー追加 スタイラスチップ角度補正 外部入力端子、リモコンボリウム追加  

1955年製ジュークボックスの内部真空管回路 当時はデジタル系も真空管式  ジュークボックスのピックアップ部分 スイッチと焼損してしまった抵抗 シャーシー内部の様子 劣化した部品が多いので 焼損や危険性のあるものから先に交換をして行きます。焼損した場合はなぜ焼損したかを回路解析して対策を行います。 


 

ジュークボックス全体の写真 真空管試験器にで真空管計測中

故障解析: 
・劣化部分割り出し

部品交換:
(全体の特性上、交換しても変化ないもの、近年に劣化が予想されない部品、に関しましては交換致しません)
・抵抗交換
・コンデンサー劣化部品交換
・真空管の特性計測
・スタイラスチップ角度調整
・接点の調整
・機械位置精度の調整

・音量調整リモコン追加 外部音声信号入力端子追加 FMラジオ i-pod などの信号入力可
 


上記写真のジュークボックスは、このような古いものも直そうと思えばきちんと治るという例として、ユーザーのご了解を得て掲載しております。
この作業は ユーザーが行いたいけれど出来ない分野の協力例です。 安全規格部分の変更はできませんが、信号入出力系の回路追加やレベル合わせ、改良は可能です。


電気製品を使うことは 2008年11月時点ではいくら古くても 法的には問題ありませんがメンテナンスしながらの使用は必須です。
古い機器が原因で火災などになると大変ですから 定期的な掃除やメンテナンスは必要です。 特にホコリの堆積は危険ですので定期的に内部の掃除をすべきです。
自己責任においてご自分で掃除ができない場合は 部品や構造の知識のある方や電気店などのプロに任せることをお勧めします。
状況判断や長時間の使用は自己責任での使用となる年式です。 火災になってしまうと大変ですので 安全保護回路、絶縁抵抗、耐圧は電気用品安全法の範囲で確認をしておくことは必要です。
このジュークボックスの修理の例は 誤動作があり原因を特定中です。 多くの部品が耐用年数を超えて劣化しており完結には時間がかかるため 使用していただきながら1つ1つ問題点を出して修復してゆき完治を目指します。 1950年というと 私も生まれていません。 子供の頃  ドライブインや ボウリング場 デパートの多目的広場などに有ったものはこのようなジュークボックスだった記憶があります。 子供の頃 壊れているラジオやアンプを直すために真空管の回路で電子回路を覚えたため真空管回路はなつかしい感じが いたします。 最近は半導体になり低圧大電流化されていて高圧の怖さを知らない方もいます。 また 最近の機器は安全規格上のカバーなどで保護されていますからユーザーは危険にさらされにくくなっています。  ユーザーにとっては電気用品の安全性は向上しています。

ユーザーの中で ご自分でメンテナンスされる方も多いですが 最近の低電圧の扱いしかしていない方が 高電圧の機器をメンテナンスする場合に 真空管の回路を修理や キットの組立などで触るには 家電 オーデイオ・ラジオ(AR)検定や  アマチュア無線や 電気工事や 電験の有資格者は危険性や空間距離 沿面距離 を知っていると思いますが 100V以上の電圧の経験のない一般の方は高圧 のふるまいと電荷の蓄積(単位クローン)の知識をつけてからでないと危険です。 
特に真空管メインアンプの直流電圧は電源電流が大きなものですので 、安易に充電部の剥き出しの配線に触ると危険 です(個人差や体調などにより単なる「感電」だけでは済まず死亡する恐れもあります) 放電して感電する場合もある電圧の場合には部品に近づいただけで感電します。 安易に考えている方が真似されますと危険ですので念のためコメント記載しました。  修理するためには電荷を確実に放電してからの作業など くれぐれも高電圧がかかったままの修理にはご注意ください。
  


キューイーエルは 趣味分野の機器専門の 「ビンテージ品修理専門店」ではありませんので 部品の入手、加工、調整、計測などで時間のかかる修理品につきましては、こちらの業務の都合でお時間をいただいての修理となります。  納期を最優先する方は あらかじめ希望納期を連絡ください。
修理業務は 大切なものが壊れてしまい どこでも治らなかったなどで 困っている方への ボランテイア精神で行っている業務です。
他で治せ、元の性能を出せる場合は他のメンテナンスサービスのショップにご依頼ください。 

業務が集中している場合は 急ぎとしての修理業務や 出張修理 は不可能ですので御了承ください。 

単なる部品交換の修理と異なり 解析 計測 原因特定 改善の有無の確認 修理 調整 最終計測 はだれでもできるものではありませんので  確実な修理ができる期間の御了承をいただいた方からの依頼のみお受けしております。 
時間、期間がかかっても治したい場合や治せるけれども時間も費用も合わないので修理しない場合もあります。 コストパフォーマンス、効率か、電気製品の価値感かの選択はお客様がご判断ください。 元々正常に働いていたものなら治そうと思えば治せます。
(注:専用部品や軽薄短小で極端なコストダウンをした機器につきましては不可能な場合もあります)

入手不可機械部品の再生修理例

PCM録音再生機 故障内容:動作しない
            故障原因:樹脂ギヤの経年劣化破損
            修理   :サポート切れ品のため メーカーよりユニット部品入手不可 
            顧客要望:ご自分で録音されたメデイアを多数所持のため、個人使用、自己責任で使用するため修理を希望 
            処置   :破損ギヤを経年劣化しない材質で再生   
                  製作は 高精度加工の 大田区の 有限会社 安久工機様 に御願い致しました。   http://www.yasuhisa.co.jp/
                  単品での依頼でしたが製作もスムーズに大変精度良く仕上げていただき ました。 ありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
 
                  注油、取付、各部調整を行い 全機能正常動作となりました。                    

破損した部品 再生した部品 修理作業例
ギヤ動作確認、修理完了までの例 動画

                    お客様は 記録したメデイアを多数お持ちでこの機種の音も大変気にいって使っていたようです。
                    修理後 動作確認を含めて しばらく 試聴しました。

                    試聴はヘッドホンにより、音楽を聞いてみましたがノイズがほとんど無く非常にクリアでデジタルオーデイオ出始めの時代の 音と
                    感動がよみがえりました。 

                    同様の修理は「個人使用」で「自己責任」でお使いいただく場合のみ修理をお受け致します。 業者の方からの依頼はご遠慮ください。
                    一般の修理は メーカー供給部品 またはメーカーより入手不可となってしまった時点からは市販の同等部品での修理を基準としております。
 

 自作機の修理   かなり以前に お客様が友人の方に製作してもらった 真空管アンプキット」の音が歪む例の修理

           

         真空管ソケット腐食のため交換 ボリウム分解掃除   
         電解コンデンサー交換 ハム対策 真空管試験バランス合わせ 各部バイアス適正化、ハムのレベル計測 歪率計測 調整

                   


古い機器を使い続けるうえでユーザーが必ず知っておきたいこと
ユーザーが損をしないために 知っておくべきことを書いておきます。 購入したものはユーザーの所有物ですが 長く使うためには 掃除や点検、調整が必要な機種もあります。  ケースに空気抜きの穴がある機種は 内部をのぞいてみることをお勧めします。 下記のテレビの写真のようになっていたら危険ですから早急に掃除が必要です。
これらの作業は ご自分ではできないものもあれば  感電の恐れが伴うためメーカーで蓋をあけるのを禁止している機種もあります。 掃除 点検 調整 修理は 依頼をするにしても 掃除と点検は 状態を見ながら定期的に行いましょう。 
チェックはまめにして ホコリの多い部屋での使用では 年1度くらいの内部掃除をお勧めします。

昔の電気屋さんは 家庭にたまに来て 調子を聞いたり 掃除をしたり 点検していたものです。 今はそれはありません。 だから ユーザーが それをしなければ壊れたり 安全面で問題が出たりします。 これは使用状態が悪い場合には顕著です。 どちらが悪いとかの問題ではなく 機械は正直ですから 正直に動ける環境にしておくことや 動けなくなる劣化などがあった場合には修理を早めにすることで広い範囲の故障にならないうちに復帰します。 古い機器を長く使うからこそ 面倒見が必要で使う側が 自分でやるなり 依頼することは必要なことです。 責任や義務という問題ではなくものを維持しながら長く使うために当り前のこと。 木で出来た製品でも 置いておけば腐ります。磨けばひかり長持ちします。 電気製品も同じですが 外観だけではなく 掃除だけでもなく 調整や劣化部品の交換などで電気的に正常な状態を保つことが必要です。
長く使うためには やるべきことを 安易に省略したり怠慢してはいけません。(特に高圧 大電力 火力を扱うものは 故障だけではなく火災のおそれもあるため ほこりの堆積などで発火の可能性のあるものは掃除してなくしておくべきです)  多くは 新品購入時の製品説明書には書かれているものです。 中古で買った場合などは 本来は販売店が説明すべき内容ですが行われていないのが事実です。 ユーザー自身が メーカーから説明書を取り寄せたり、このページのような「ヒント」になる書き込みを見て 自分でするなりプロに依頼するなどして こつこつと チェック、修復するしかありません。 古いから不調ではなく 修理、点検しないまま使うから不調。 それに気がつくべきです。
不調な場合は 電力も余分に食うケースもあります。 消費電力などは 今では簡易電力計が安価になってきていますので 購入してチェックされると良いと思います。
エコ そして もったいない を推進するためにも このような 小さな確認の積み重ねがエネルギーロスを減らします。
  

古くても修理できる例: 真空管式白黒TV 2011年以降はチューナー経由のデジタル=>アナログ変換器 などで視聴は可能
このような機種でも お客様が自己責任でお使いになるという条件で修理代行を行うことは可能です。
安全を考えると メーカーが生産中止後あたりからは自己責任での使用になりますから 部品が出なくなった期間の半分くらいのスパンで定期的に点検を行うことをお勧めします。 ここまで古いと 内部状態は外からではわかりにくく 発煙してもメーカー様の責任ではなく使用者の責任かもしれません。
古い機器は温度保護が無いものもありますので ユーザーが発煙などをもし確認した場合は すぐに電源を切って 点検をうけてください。
また 古い機器の タイマーでの使用や 遠隔操作 留守の場合の常時電源ONは 危険な場合がありますので できるだけ 人がいる場合のみ電源を入れて使うようにしたほうが安心できます。  異常があるかどうか不安な場合は 絶縁耐圧試験や プロの診断を受けてください。

特に古い機種は ホコリの堆積だけでも危険ですので 定期的な掃除が必要なものもございます。 TVの例 198*年製でもこれくらいホコリが貯まるケースもあります。

上の写真の 195*年代のTVが 正常に動くわけは ホコリがほとんど無いからです。  真空管式ですので 掃除は近年の高集積のものに比べると比較的掃除しやすいもので ユーザーが掃除をしながら使っています。 故障の場合はプロに依頼するという方法で使われています。 
これが 古い機器を使い続けるのならば 本来の方法かなと思います。 
 

清掃前の例 
基板の高圧部の空隙も見えません。
湿度のある部屋ではホコリが抵抗になる可能性もあり 抵抗をもつことで発熱する恐れもあります。 掃除しないTVなどで発煙した場合はすぐに電気を抜いてください。 
これはメーカーが悪いわけではありません。メーカーは 使うべき仕様を取り扱い説明書で説明しているはずです。 使用時に明らかにホコリが多い部屋など、環境が本来の使用と異なる場合は標準的な使用ではありませんから 通常よりも短いタイミングで点検掃除が必要です。 最近の固体化された機器ではなく 放熱穴のある機種は ホコリが入ることはユーザーでもわかるものですので 貯まっていそうならば掃除をしてください。 ユーザー自身の安全のためです。 ただし ホコリが入るからと タオルなどで 放熱穴をふさいでしまうのは 本末転倒です。 これで壊れてもメーカーの責任はありません。 説明書には必ず書かれている項目の1つで使う側で理解して使うべきものです。  

清掃後
 本来はこちらです。 基板がベークであることもわかりますし 基板の高圧部の空隙も見えます。

常時 この状態が理想ですが 現実には多少はホコリが貯まります。 せめて 空隙は詰まってしまわないレベルで ホコリを防止したり 定期的に掃除をして使いたいものです。 

古い機器を使う方はこのことは常識と思ってご自分で気にとめるようにしてお使いになると 故障も発生しにくく 修理代もかからす 長く 安全に楽しめるものです。


一般の方へ
ホコリは たまると 機器は正常でも 発火条件によっては火災になるおそれがあります。  使い方や清掃のしかたは取り扱い説明書に書かれている場合やメーカーが好評している場合もありますので見ることをお勧めします。 このような情報を見ることも使用する側が安全に使うための責任の1つです。
TVなどは高圧で危険な箇所もありますので 点検は電気知識はあっても高圧の経験が無いかたは人体の安全のためにも自分では触らず 危険な箇所の 内部の点検 掃除 修理は  メーカー電器店、修理店、など電気のプロにお任せくだい。

自己責任で掃除される方へ
機器内掃除の経験のある方は 機器電源を切ったうえで放電時間を考慮し放置してから分解し 部品の実装を曲げてしまったり 短絡をさせないためにも 掃除機ではなく 室外で電気ブロワーでの掃除をお勧めします。

修理実績 (修理完成したもの)

2009年

10月
・カーオーデイオアンプ 修理 調整 計測 完
・真空管アンプ ソケット交換  真空管選別 バイアス調整 歪率計測 2台 完 

9月
・工場設備ユニット 修理 9件
・工場設備出張修理復旧 1件 

8月
・産業用機器 基板修理 8件 
・修理するか 断念するかの現物判定 2件 

7月
・USA カーオーデイオアンプ故障修理 半導体短絡故障2個部品入手交換 組合わせ変更によりhfe揃え 熱抵抗軽減対策 歪率 パワー計測 完 
・産業用機器 基板修理 30件 

6月  
・基板割れ修理
・産業機器 基板腐食修復
・産業用機器 基板修理 9件 

5月
・産業用 FA機器ユニット修理
・・ゴルフ練習場 設備のユニット故障 故障箇所解析 修理完 

4月
・フライス盤修理 マグネットコンタクタ交換 完
・400V系 インバータ修理 電解コンデンサー交換 完
・NECパソコン  スパイウェア除去 レジストリー修正 デイスクチェック 最適化 完
・サウンドバーガー(オーデイオテクニカ) 音がでない ピックアップライン接続 コンデンサー交換 調整 完

3月
・アメリカ製 レコードプレーヤー 1955年製 回転数ずれ 音質悪い (上記に詳細記載) 完
・産業機器 基板修理 半導体 コンデンサー交換 完
・パソコン用 アンプ内蔵スピーカーセット 4台 コンデンサー交換 アンプIC交換 スピーカー交換 ユーザーチェック OK 4台修理 完

2月
・真空管アンプキット メンテナンス依頼 歪み、ノイズ発生故障  清掃 調整 電解コンデンサー交換
・PCM録音再生デッキ Tecnics製 メカ修理 ギヤ入手不可のため個別ギヤ再生   部品製作 修理完
・レコードプレーヤー 回転安定せず PLLロック外れ マイクロ製  研磨、洗浄 調整 完

1月
・産業用電源ユニット 故障解析中 故障解析 レポート提出のみ  完了
・ワイヤレスリモコン 動作しない リモコン側水晶、専用IC劣化 全体に劣化あり修理するにはコスト高、現実的でないため 送信受信セット購入 修理中止

・パソコン ネットワーク接続できない  無線LAN 親機とのマッチングの関係で接続できず 親機メーカーのドライバーを子機側パソコンに入れて接続 修理完   
・パソコン 起動しない          子供 いたずらで100円玉をPCMCIAカードスロットに入れてしまったため内部ショート                修理完
・地上デジタルTV 本体買換えしたが写らず アンテナ信号強度計測 アンテナゲイン不足のためアンテナ交換+ブースター追加にて解決        修理完         


2008年

12月
・パソコン ネットワーク接続できない 無線LANユニットVISTAに合わず 新品交換で設定済 完 
・無線データ受信ユニット 故障解析 計測 ベーキング 計測 完
・ノートパソコン 起動しない HDD故障 データ救出済 マザーボード交換 HDD物理的にはOK 起動系ソフト修復 データ復帰完
・ノートパソコン 起動しない マザーボード故障 コンデンサー IC交換 完
・加工機 XY表示器 故障解析中 専用部品なし 補修できるところまで行う 完了
・プラズマカッター 部品入手不可 検討中 該当機種部品 入手不可(メーカーより連絡あり 中止 返却準備中
・LO−D アンプ 音が出ない 修理中 部品入手不可 コスト合わず 修理断念 引き取り待ち
・ネットワーク計測器 HDD修理 FDD修理      部品入手済み  FD故障あり 特殊構造 部品入手不可断念 返却準備中

11月

・剪定枝クラッシャー 回転しない 接触不良修理  完
・21インチTV 垂直直線性不良 コンデンサー交換 完
・パソコン ときどき不安定 電源コネクタ接触不良 半田付け 修理完
・SONYパソコン立上がらない ウイルス感染除去後 データ救出 リカバリー処理 完 
・車載故障解析 ユニット故障交換しても エンジン始動しない 点火トリガー不調 調整 完
・散水機 オイル切れ焼き付き 部品交換調整修理 完 

10月
他業務優先のため修理業務を待っていただき11月にシフト

9月
・流量計 故障解析 計測  センサー側の故障と判断 完
・古いリモコン ナショナル(1990年以前) 供給なし品 スイッチ交換 スイッチ研磨 保護パネルをアクリルで製作 完

8月
・落雷 誘導雷により ポンプ制御回路焼損 リレー部品交換  完
・落雷によりADSLモデム 電源回路破損 IGBT交換     完
・落雷によりLAN用 ハブ故障 4台 電源基板焼損 バリスタ交換 完
・落雷によりACアダプター故障 6台 信頼性悪化アダプター使用不可と判断 6台新品とする。
・強風によるアンテナ破損 アンテナ設置 マスプロ ラブストーリー 30を 屋根馬+ポールで立て 信号計測し 設置 分配 

4月から8月 開発業務 調整業務多忙のため修理業務を一時中断

3月
・手袋製造機コントローラー タイマー動作せず 電解コン交換 抵抗値調整 完
・古いミシン 基板計測 問題なし メールやりとりで故障箇所特定      完
・無線呼出し用受信機 受信動作しない 配線断線修理           完
・TIG溶接機 動作せず 電解コンデンサー サイリスターモジュール交換 完

2月
・UHFアンテナブースター故障 電解コンデンサー交換           完
・車載メーター 動作しない 樹脂ギヤ交換                   完

1月
・制御盤配線用 マークチューブプリンター 動作しない QFP SMT 部品5個 リワーク修理 完 
・加工機 基板 リレー故障 代替え品交換 穴加工し配線                    完
 


2007年

11月

 ・電装計器 動作しない 電解コンデンサー交換         完

 ・パソコン マザーボード 電解コンデンサー交換         完
 ・パソコン FMVノート 立ち上がらない BIOSリセット再設定 完 
 ・パソコン IBMノート 立ち上がらない  マザーボード修理  完
 ・地デジ UHF アンテナ 電界強度計測+設置        完 

10月
 ・パソコン  電源修理                       完

 9月
 ・加工機 アラーム条件が無いのにアラーム点灯        完 
 ・アマチュア無線機 送信時 ノイズが入る コンデンサ交換 完
               
 ・切削加工機 制御基板 修理 廃品種リレー 代替交換  完
 ・空気清浄器 操作スイッチ接触不良 全スイッチ交換    完
 ・セントラルクリーナー 回らない ブラシ摩耗 交換      完

 8月
 ・フライス盤 制御回路修理                            完 
 ・S40年製 フライス盤 三相主軸モーターインバータ取り付け 設定   完
 ・家庭用エアコン ガス抜け  漏れ箇所修理 真空引き+ガスチャージ 完 

 7月
 ・電動自転車 回転コントローラ 動作せず   半導体交換 操作スイッチ交換 完


 
6月

 ・6L6 モノラルプッシュプル真空管アンプ修理    トランス焼損 焼け巻き替え不可 トランスの修理断念 代替えトランスに交換

 4月
 ・換気扇コントローラー 液晶表示せず 操作できず 液晶ドライバー交換 スイッチO/H 完
 
・電装品修理 完
 

 3月
・CDプレーヤー CDP−557ESD  CD読めず 光ピックアップ交換、調整 完
・NCフライス チャックコントローラー VR焼損 交換                完
・3相200V モーター用インバータ コンデンサー交換 設定           完
・ACブロワー 回らない ヒューズBOX焼損 交換                 完

 2月

・アンプ修理   プロテクター リレー交換、各部調整                   完
・デジタルオシロスコープ トリガーかからず   半田割れ修正 調整 完

 1月

 



専用部品で部品入手が困難な古い機器、制御がシリアル通信などでメーカー専用機器を用いないと調整出来ないものは修理が出来ません。
・CDプレーヤー ・カセットデッキ ・ビデオデッキ ・ビデオカメラ
の廉価版は日本国内では時代に合わなくなってきております。


2006年 1月現在 廉価版ビデオデッキ 廉価版カセットデッキにつきまして 高級機CD 高級機ラジカセ以外のポータブルCDデッキ のメカ系の修理は行っていません。
      (理由:機器そのものが安価になってしまい修理価格が現実的ではないため。
       このような機種は 直接メーカーに問い合わせ または 買い換えの検討をお勧めしております。

2005年 12月

・ホームオーデイオアンプ オーバーホール コンデンサ交換(45個)半固定ボリウム6個交換 交換後 バイアス調整、DCバランス調整 
 歪み率計測 抵抗値調整 修理完了
・車載用オーデイオアンプ ノイズ発生 プロテクタ作動  半導体故障、コンデンサ交換 調整 4年前の機器 修理完了

2006年 1月

・産業用加工機器 リレーシーケンスからインバータユニット搭載化へ回路改良 25年前の機器 改良完了 
・車載電装 半導体故障 劣化コンデンサ交換 半導体交換 (常時出る症例ではないため半導体故障解析にカーブトレーサー
 を使用して解析 10年前の機器) 修理完了 

2月

・電子レンジ 暖まらず  掃除 マグネトロン交換 修理完了 
・車載エアコンコントロールユニット 表示部故障 修理完了
・パソコン立ち上がらず 5年前の製品 ホコリにより過熱電源故障 修理完了
・車載用 4チャンネル海外製真空管アンプ ノイズ発生 プロテクタ作動 コンデンサ破損 交換   
 デバイス問題なし、周波数特性問題なし、3チャンネル目の歪率のみ下がらず 原因特定難易度高  入手可半導体交換済 調整 
 3チャンネル目のみ歪大 半導体入手不可 バイアス補正で対策 修理完 
・15年以上前 産業用プリンタ 電源故障 冷却系不具合  コンデンサ 22個 IC1個 レギュレータ2個 交換 メカ系注油  修理完 
・20年以上前 インバータ故障 他メーカーの製品に交換 遠隔操作 調整VR メータ まわり 配線変更 作業完
 

3月

・カーオーデイオ 1DINレシーバーデッキ 常時ノイズが出る フレキシブル基板接触不良修理 修理完 
・車載 初期型デジタルコンピュータ 故障診断 済み 異常発見できず コンピュータOKと診断 一旦返却  メカ関係の汚れによる不具合と判明 完

4月

・計測器 ロックインアンプ 動作不良 修理中 調整完 
・聴覚障害者向け 電池式マイクアンプ製作依頼 製作完
・144MHz帯 アマチュア無線機修理依頼 1st OSC PLLロックしない 修理完
・音響機器 故障解析依頼 破損個所特定 容量計測 レポート作成  完了
・テレビ 故障 写らない ノイズは出る 高周波増幅せず。 古いためチューナー入手不可 修理断念
・温度センサーリレー回路試作 完

5月

・CDプレーヤー修理 完
・車載 コントローラ故障 修理完

6月

・オープンデッキ修理 ロジックコントロール動作せず 半導体交換 修理完
・テープデッキ修理 ノイズ発生 修理完
・ポータブルレコードプレーヤー修理 回転せず ベルト交換 電池ケース腐食修復完
・CDプレーヤー 音飛び サーボ調整 修理完
・ハンデイ 8ミリビデオカメラ メカ交換 調整 修理完

7月

・ユニバーサル基板によるデジタルIC回路の実装、配線 完
・産業用 エアーコンプレッサー エアードライヤー故障 除湿しない ファンモータO/H 修理完
・エアコンコントローラ エアコン動作しない 半導体破損 スイッチングFET1個 保護回路トランジスタ1個 交換 修理完
・アマチュア無線 HF機 蛍光管デイスプレイ表示しない 完


8月

・リレー式 RCA 10cH切替機 回路試作 完
・AZZEST カーステレオ CD読み込みできず メカ交換 調整 完
・電動芝刈り機 断線修理 完
・電動植木バリカン 断線修理 完

10月

・700W ACサーボコントローラ修理 半導体交換 完
・オシロスコープ修理 デイスプレイ部コンデンサ劣化 コンデンサー交換修理 完
・ワークステーション 電源入らず 電源ユニット修理 完
・リモート温度監視ユニット試作 確認中
・産業用プラグインユニット タンタルコンデンサショート 全コンデンサ交換 完
・家電品故障解析 完

11月

・カー電装修理アドバイス                             完 
・ギターアンプアクセサリー修理 部品価格合わず STOP
・純正カーステレオ修理                              完
・ECU故障解析                                   完

12月

・車載アンプ修理 ノイズ対策                         完
・エアサス動作せず TEMSコンピュータ修理   完
・計測器 表示が小さい   コンデンサ交換   完
 


 
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